転職者(第二新卒)の意識調査データ集:2007
日経新聞から。
今、注目されているのが、第二新卒と呼ばれる若手ビジネスパーソン。
この第二新卒は、入社してからたった3年の間に
約1/3が転職する世代です。中には、入社1か月で転職する人も。
管理人は、就職氷河期世代なので、
なんとも理解しがたい意識です。
でも、これが現実ということで、日経新聞の調査データから
今の第二新卒の心理を探ってみようと思います。
ミドルマネジメントで悩む方のお役に少しでも立てたらと思います。
【第二新卒に質問:今の仕事の不満点】
1.給与・昇給の待遇がよくない(44.7%)
2.会社や上司の考え方に不満(33.0%)
3.仕事にやりがいを感じない(31.0%)
4.キャリアアップを望める環境ではない(28.0%)
5.会社の経営に不安を感じる(25.7%)
6.自分の能力の発揮できる仕事がしたい(22.0%)
7.仕事内容が自分にあってない気がする(19.7%)
8.休日・残業に不満(17.0%)
9.社内の人間関係がよくない
「日経キャリアマガジン2007.4月号/27歳給料大調査より」
※対象:300名のビジネスパーソン(27歳200人、25歳100人)
こうした結果からみても、個人的見解では「タフさが足りない」気がしますが、
これが、第二新卒の志向だったりするわけです。
印象としては、第二新卒は「すでにビジネスパーソンとして完成されていて、
今後、自分の歩むべき道があるのか、ないのか」という環境適応よりも、
自分の考え、理想を追い求める傾向が強いように感じます。
では、今後、そのような人間にどう付き合えば良いのか。
仮説の通りであれば、まず「目標をきちんと把握すること」。
そして、「目標を達成できるよう、尽力する。環境を提供する」。
これしかないのではないかと思っています。
若手に希望を与えることができないのであれば、企業側にも責任がある気がします。
一方で業界に1年ぐらいいるだけで、
そのすべてを理解した気になる第二新卒にも問題があります。
社会に出たら、まず大切なことは「環境への適応」。
そうした変化を通じて、自己を見つめなおしできること、できないことを把握する。
そして、できることを伸ばすために転職した方がいいというのが自分の意見。
安易に気に入らないからと転職すると、ジョブホッパーになり、
キャリアに傷がつきます。その後、思い通りにいかないケースが多いと思います。
こうしてみると、双方ともに理解を深め、
意識改革をしなければならない気がします。
ちなみに転職が活発に行われるアメリカというイメージがあるかもしれませんが、
現状は、専門スキル、また組織に特化したスキルを重宝する傾向があり、
終身雇用とのバランスを見るようになってきています。
わざわざ、組織に慣れ、社内ネットワークができて
活躍できる土壌ができた会社を捨てることはないと思います。
メディアに踊らされては、返っていい転職はできないものです。
【企業から情報提供してもらいたい情報】
1.残業時間などの忙しさの度合い(49.2%)
2.社員の離職率(45.9%)
3.社風・職場の雰囲気(37.6%)
4.社員満足度の調査(37.1%)
5.社員の生の声(32.4%)
6.実際の仕事内容(31.6%)
7.人事評価制度(31.6%)
8.昇進・昇給制度(29.0%)
9.採用時の評価基準(28.0%)
10.育児休暇・休業の取得率(27.7%)
11.オフィス環境(20.2%)
12.教育・研修制度(18.1%)
13.福利厚生制度(16.7%)
14.キャリアパスの仕組み(16.6%)
15.女性管理職の登用(15.8%)
「日経経済新聞社広告局『就職・転職に関する調査(転職編)』」
※22歳〜35歳までのビジネスパーソン4,122人
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